(学生団体)福島大学災害ボランティアセンター

2019年度採択者

インタビュー

プロジェクトが目指すこと

ー この事業を始めたきっかけは何でしょうか?

東日本大震災・原発事故が起きて、福島県では多くの人々が県内外に避難を余儀なくされ、県外避難をした子供たちの中には、福島県から来たというだけでつらい思いをすることが残念ながら起きてしまいました。“これから子供たちが成長していく中でこのような社会を創り出してはならない。福島県の正しい理解を促進し、全国に子供らしい交友づくりのお手伝いをしたい。”そんな気持ちがきっかけとなって2013年8月に「第1回 集まれ!!ふくしま子ども大使」を企画しました。

ー 主な活動内容を教えてください。

私たちは全国の子供たちの中に福島県に関心・理解がある「子ども大使」の輪を広めています。福島県内を拠点に、この活動を通して子供たちの健全な交友づくりや震災の風化抑制、風評被害をなくすことにつなげていきたいと考えています。2019年は、福島市の土湯温泉街でウォークラリー やトレッキング、バーベキューをしたり、浪江町を訪問して地元の子供たちとの交流会を行いました。

ー 活動をする上で大切にしていることがあれば教えてください。

“子供たちの目線になって考えること” そして何よりも大切なのは、“スタッフである大学生も一緒になって楽しむこと”です。また、子供たちのために全てを準備してあげるのではなく、ある程度の余白を残し、子供たちに主体的に考えて取り組んでもらうことも重要だと考えています。

ターニングポイント

ー 今回のコロナ禍での課題や克服への取り組みがあれば教えてください。

感染拡大の状況をみて、一時期は開催そのものを断念することも考えていましたが、これまで継続してきた活動を途切れさせてはいけないという強い想いからオンラインでの開催を決意しました。
スタッフも大学に集まることができない状況で企画準備が始まり、子供たちに興味を持ってもらえるようなプログラム内容や進行方法の検討など試行錯誤のくり返しでした。オンラインならではの新しい伝え方で福島県の魅力を発信する取り組みは、私たち自身、多くのことを学ぶ貴重な経験となりました。

「私」の世界を変えるもの

ー 活動を通して参加される子供たちに、何か変化を感じられることはありますか?

イベント終了後、「楽しかった!」「福島県はこんなに良いところだった!」と話をしてくれたり、「お友達との関わり方が明るくなった。」という保護者さまからのお声をいただいています。また、2013年の第1回のイベント参加者が今年で大学1年生になり、今回(第8回)のイベントのスタッフとして協力してくれました。これまでの活動の積み上げが確かに子供たちの中の福島県や災害に対する関心や理解につながっていると感じます。「ふくしま子ども大使」を全国に広め、育てるという私たちの願いがひとつ叶ったと思います。

未来につながる力に

ー 現在の課題と今後の展望を教えてください。

被災地への関心が風化傾向にあると同時に、いまだに福島県に対する偏見や誤解といった課題は根深く残っているように感じます。
私たちにできることは、これからも全国に「ふくしま子ども大使」の輪を広げ、育てていくことです。
いずれは大人に近づいた大使たちと福島県に再集結し、次世代への伝承啓発から、同世代での協調啓発へとつなげていきたいです。そして、参加した全国の子供たちは、それぞれの県の「子ども大使」として今回の体験をきっかけに自分たちの県の魅力も再認識し、「私の住む県はこんなに素晴らしいところだよ!」と魅力を発信し、日本全体の活力につながれば嬉しいです。

採択者インタビュー

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