ARTS for HOPE

2019年度採択者

インタビュー

プロジェクトが目指すこと

ー この事業を始めたきっかけは何でしょうか?

東日本大震災の被害を受け、2011年より被災した子供たちの支援活動を開始しました。その中で障がいをもつ子供たちの深刻なストレスと心の傷を癒す憩いの場の必要性を感じ、2016年に障がいの有無をこえた子供たちのためのアートスタジオ「Wonder Art Studio」を宮城県仙台市に開設しました。

ー 主な活動内容を教えてください。

このアートスタジオでは、宮城県内から集まる子供たちを中心に、個性に応じた創作表現のプログラムを行っています。さらに親子の自由アトリエとして開放している広いスタジオは、家族ぐるみのコミュニケーションの場としても活用されています。
また、病院や支援学校などに赴き、子供たちの心を開放するアートプログラムを実施するなど、障がいの有無をこえたアート活動に幅広く取り組んでいます。

ー 活動をする上で大切にしていることがあれば教えてください。

子供たちそれぞれの個性を尊重し、アート表現を通して、何もないところから新しいものを生み出す感動や喜び、達成感を味わってほしいと思っています。子供たちが自信や誇りをもつ機会になれば嬉しいです。私たちの活動が、障がいの有無に関わらず誰もが平等に安心して生活できるインクルーシブな社会の実現につながることを願っています。

ターニングポイント

ー 皆さんの活動のターニングポイントになったきっかけがあれば、教えてください。

まさしくこのスタジオを5年前に創設したことが、大きなターニングポイントです。
創設から5年が経過した2020年、拡張したスタジオスペースを子供たちが“アートリノベーション”するイベントを実施することができました。ガランと閑散としたスペースを自分たちの力できれいに様変わりさせていく喜びや驚きなど、一生忘れられない体験になったと思います。

ー 今回のコロナ禍での課題や克服への取り組みがあれば教えてください。

自粛期間中はスタジオを休館したため、自宅で制作ができるリモート・プログラムを実施しました。テーマやヒントを素材と共に提案し、子供たちから送られてきた作品にコメントを返信するなど、双方向のコミュニケーションを図りました。さらに、作品紹介のホームページも新たに立ち上げました。自粛が解除されてからは、感染対策のうえスタジオを開放し、スタジオでのアート活動を通して子供たちのストレス解消に努めました。

「私」の世界を変えるもの

ー 活動を通して参加される子供たちに、何か変化を感じられることはありますか?

人との違いから自信が持てなかった子供たちが、自分の作品をたくさんの人に見てもらい、評価されることで自信をもち、表情が輝いてくるのを感じます。アート活動を通して表情が穏やかになっていく子供たち、そしてまた、そのご家族もとても明るくなるんです。

未来につながる力に

ー 今後の展望についてお聞かせください。

より多くの子供たちに「アートの力」を届けるため、子供たちの受け入れ体制を強化しなければいけないということ。また、子供たちの学校卒業後の未来をサポートできるよう、アートによる”仕事場”の提供を視野に準備を始めています。

採択者インタビュー

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