特定非営利活動法人
絵本カーニバル

2018年度採択者

インタビュー

全国のこども病院や小児医療機関において、長期入院や通院している子供たちを対象に、
絵本を楽しむ空間と絵本を通じたさまざまな体験を提供している「特定非営利活動法人絵本カーニバル」の皆さん。
本来は治療を目的とした医療機関において、子供の目線に立ち、入院生活や通院生活を、
より豊かな日常にするための活動をしています。
今回は事務局長にお話を伺いました。

プロジェクトが目指すこと

ー 主な活動内容を教えてください。

全国のこども病院や小児病棟で長期入院している子供たちやご家族に向けて、絵本を展示し体験できる空間をお届けしています。医療機関だけでなく災害被災地においても、同様の活動を行っています。医療とは異なる方向から子供たちに歩み寄り、絵本をきっかけにコミュニケーションが生まれ、子供たちの笑顔につながる。それが治療に向かう前向きな力となることを目指しています。

ー この事業を始めたきっかけは何でしょうか?

1997年に国際フォーラムの開館記念事業として「絵本カーニバル」を開催したことがきっかけです。その後、図書館や地域施設での開催を重ね、現在はNPO法人として医療機関や福祉施設と連携した活動を行っています。NPO法人設立以来、この9年間で140回以上の「絵本カーニバル」を全国で開催しました。

ー 活動をする上で大切にしていることがあれば教えてください。

長期にわたって入院している子供や、入院に付き添う保護者は、精神的に社会から孤立した感覚を持つことがあります。そのようなとき、外部からの働きかけが大きな力になりえます。入院している子供たちや付き添いの保護者の方々など病院を利用する全ての方に楽しんでもらえるように、一人一人の気持ちに寄り添い、工夫したプログラムを提供できるように心がけています。

ターニングポイント

ー 皆さんの活動のターニングポイントになったきっかけがあれば、教えてください

ある大学病院で開催した際に、医師の皆さんにとても喜んでいただき、ありがたいことに他の病院や他の先生に推薦していただきました。それが開催施設の拡大につながり、ターニングポイントとなりました。

また、開催関係の方から、「社会的責任を果たす活動を行っているという誇りを持って活動を行ってください。」と応援メッセージをいただいたことで、活動への意義と責任を再認識し、これまで継続することができました。

「私」の世界を変えるもの

ー 現在の課題は何でしょうか

一度開催させていただいた施設から、再度の開催や定期的な開催を希望するお声をいただきますが、やはりすべての希望にお応えすることが難しく、毎年お待ちいただく状況が続いていました。しかし、今回の支援により、活動を継続し、開催を望む声に応えることができるようになりました。

現在、新しい場所での開催を望まれる声を多くいただいています。そのようなお声にお応えできるよう、今後は少しでも活動の場を増やしていければと思います。それと同時に同じ病院への支援を継続していくことも重要だと考えています。

未来につながる力に

ー 今後の展望についてお聞かせください。

私たちの取り組みが、子供やそのご家族の治療に向かう前向きな力になることはもちろんですが、医療に従事する方々の治療や病院経営以外の業務の負担を軽減できればと考えています。
そしてそれらすべてが、療養環境のQOLの向上つながることを目標として活動しています。

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