2017年度採択者
日ごろさまざまな制約を受けている障がいのある子供や長期療養を必要とする子供とその家族を対象に、のびのびと自由に楽しめる交流イベントを実施しました。子供たちはボランティアとともに室内遊びなどを体験し、保護者は交流会や学習会にて日ごろの悩みや不安を共有し親交を深めました。医療や福祉などの関係者がボランティアとして参加することで障がいや難病への理解を深めることができました。
障がいや難病等長期療養児についての知識を深めてもらうため、毎年学習会も開催しています。2019年2月には宮城県仙台市から「あおぞら診療所ほっこり仙台」田中総一郎院長を招き、障がいのある子供や病気の子供とその家族や関係者が知っておきたい災害時や緊急時の備えについてお聞きしました。災害弱者の立場から、救援物資の要請、医療機器や非常電源への備え、避難所利用における課題等を学びました。今後も障がいのある子供や病気の子供たちが暮らしやすい地域社会づくりを目指していきたいと思います。