大島 さくら選手

スノーボード アルペン

2020年度採択者

“型にはまらない”自分らしさで勝負

インタビュー

スノーボードをはじめたきっかけ

ー この競技をはじめたきっかけを教えてください。

小学5年生のときに、所属するスノーボードチームのコーチにすすめられたことがきっかけです。先輩からお下がりのアルペンボードを譲ってもらい、競技をスタートしました。

ー ホームマウンテン、ホームゲレンデの長野県白馬村の魅力について教えてください。

私が住んでいる白馬村は、360度大自然に囲まれ、季節や天気によって毎日景色が変わるところが魅力だと思います。スキーやスノーボードなどをしている方が多いので、村全体がウィンタースポーツに理解があります。スキー場での練習の際はたくさんの方が声をかけてくださり、村の皆さんの応援が励みになっています。

ー スノーボード・アルペン競技の魅力を教えてください。

アルペン競技は並行にセットされた2つのコースを、2人同時にスタートして、タイムを競う競技です。単にタイムを追い求めるだけでなく、相手の選手との駆け引きが見どころです。

大切にしていること

ー ポジティブに目標に進むために大切にしていることがあれば教えてください。

できなかったことよりもできたことを思い出して、常に良いイメージを持つことを心がけています。また、ネガティブな気持ちになったときも、それを素直に受け入れて、緊張や不安を感じすぎないよう、コントロールしています。「緊張や不安があっても良いんだ」と思うことで気持ちが楽になり、良い精神状態で試合にのぞめます。

ー 現在の課題は何でしょうか?

ワールドカップに出場するための基準をクリアすることです。そのために、海外のレースに積極的に参戦し、ポイントの獲得に励んでいます。また海外の選手と対等に戦えるよう、滑りの質を上げるとともにフィジカルの強化に取り組んでいます。

ターニングポイント

ー 競技生活の中で、ターニングポイントになったきっかけがあれば、教えてください。

2020年3月に距骨を骨折してしまったことが、自分のターニングポイントだと思います。
初めて骨折と聞いたときは、それまで大きな怪我をしたことがなかったので、すごくショックでした。迫るシーズンに焦りを感じ、精神的につらいと感じることが何度もありましたが、まわりのコーチやトレーナーの方々、家族や友人に支えられながら、怪我を克服することができました。

未来につながる力に

ー 今後の目標を教えてください。

オリンピックへの出場とメダルの獲得です。スノーボード・アルペン競技ではまだ達成されていない金メダルを目指し、競技活動に励んでいきたいと思います。また、この競技の魅力を発信し、ファンを増やすことが目標です。

コーチからのメッセージ

大島選手は今後の冬季オリンピック出場とメダル獲得を目指す7年計画の3年目のシーズンに入っています。コツコツと真面目に練習を積み重ね、与えられた課題を着実にクリアしています。型にはまらず、彼女の魅力を最大限に伸ばして、日本を代表するトップアスリートに成長してくれたら嬉しいです。

森 治人(もり はるひと)コーチ
所属:公益財団法人長野県スキー連盟
競技本部・スノーボード部 強化委員長・ALヘッドコーチ

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