木内 彪凱選手

自転車 BMX レーシング

2020年度採択者

グローバルな舞台を目指して

インタビュー

BMX レーシングをはじめたきっかけ

ー この競技をはじめたきっかけを教えてください。

6歳のときに、家の近くにある日本サイクルスポーツセンターで大きなジャンプを軽々飛ぶライダーの姿を見て衝撃を受けたことが始まりです。「自分もあんなふうに走ってみたい!」という憧れから、月3回行われる練習会に参加するようになり、どんどん楽しくなっていきました。

ー BMX レーシングの魅力を教えてください。

BMX レーシングは最大8人の選手が、一斉に400mほどの起伏のあるダートコースで順位を競う競技です。ジャンプセクションやコーナーでの駆け引きで、最後の最後まで目が離せないのが魅力のひとつだと思います。選手同士の接触もあり、迫力満点のレース展開です。

大切にしていること

ー ポジティブに目標や未来に向かって進むために大切にしていることがあれば教えて下さい。

常に“勝利”にこだわり取り組んでいますが、もしも負けてしまったときに、“どうして負けてしまったのか、自分には何が足りなかったのか”を考え、負けを引きずらず、気持ちを切りかえて次の大会につなげられるよう心がけています。

ー 現在の課題は何でしょうか?

現在の課題はスタートで前に出るためのスプリント力、体格の大きい選手にも競り負けないフィジカル、大事な場面でのメンタル力の強化です。1本1本レースを意識しながら集中して練習を行うようにしています。

ターニングポイント

ー 競技生活の中で、ターニングポイントになったきっかけがあれば、教えてください。

僕は2017年に初めて世界選手権に出場しました。この年の世界選手権はBMX発祥の地と言われるアメリカでの開催。今まで味わったことのない雰囲気の中、海外のライダーと自分の走りに大きな差を感じ、悔しい思いをしました。「もっと練習して、世界の強豪選手と対等に戦いたい」と思えたこの大会がターニングポイントだと思います。

未来につながる力に

ー 2021年9月の「全日本自転車競技選手権」で優勝されました。心境はいかがでしょうか?

昨年、一昨年と2年連続で優勝し、今年はチャレンジカテゴリー最後の年で三連覇がかかっていました。目標だった三連覇を達成できて本当に嬉しかったです。雨で荒れたコースでしたが、最初から“勝利”だけを考え、攻める気持ちを貫いて走り続けました。

ー 今後の目標を教えてください。

今後は海外のトップライダーと対等に戦えるようになり、グローバルな舞台での活躍を目指しています!

コーチからのメッセージ

木内選手は、高いスキルや強いメンタルを持つ非常に優秀な選手であることはもちろん、決められた課題や取り組むと決めたことをコツコツと継続して自分のものにできる強みがあります。今後も人として、選手として、“日本のロールモデル”のような存在を目指し、総合的に活躍できる選手になってほしいと思っています。

三瓶 将廣(さんぺい まさひろ)コーチ
所属:公益財団法人日本自転車競技連盟 BMXヘッドコーチ

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