2016年度採択者
莉央選手、晟良選手は、国内外の大会で華々しい成績をおさめられ、世界から注目される若きアスリートです。良きライバルとして姉妹で切磋琢磨しながら、東京オリンピック出場に向けて、トレーニングに励んでいます。
(莉央選手)
2017年4月に東京の大学に進学し、これまでとは違った環境でフェンシングをするということに不安もありましたが、楽しみという気持ちもありました。指導者も代わり、フェンシングに対して人それぞれ違った考えがあり、とても楽しくフェンシングができました。大学の大会では良い成績を残すことができ、“学生のためのオリンピック”といわれている大会「ユニバーシアード」の日本代表にも選ばれ、良い経験となりました。これからも2020年に向け、練習を頑張ります。
(晟良選手)
2017年5月から2018年4月の1年間を通してたくさんの試合を経験し、結果は良かったり悪かったりと、勝てそうな試合であったにもかかわらず、勝ちきれなかったこともありました。その中で、全日本選手権で優勝できたことは自信につながり、同時にもっと自分のフェンシングに自信をもって戦っていけるように、更なる練習が必要だとも感じました。2018年6月にアジア選手権が行われるので、気持ちを切り替えて優勝を目標にし、頑張ります。そして、その他のワールドカップでも、メダルをとれるようにこれからも強い気持ちを持ち続けて頑張ります。