自然環境保護に取り組むノエビアグリーン財団は、未来の自然を担う子供たちを対象に年1回環境教室を実施しています。
今回は、美しい自然を守り、育てる活動を全国で行っている「公益財団法人 日本自然保護協会」の皆さまと共同で、東京都練馬区の都立光が丘公園にて行いました。講師として光が丘公園の草地を守る活動をしている「認定NPO法人 生態工房」のスタッフの方々にご協力いただき、普段体験できないススキを使った自然あそびを楽しみました。広大な“ススキ原っぱ”で、いろいろな種類のバッタをさがしたり、自分で刈り取ったススキの穂でトトロの人形づくりを体験するなど、自然の豊かさと大切さを学ぶ充実した1日となりました。
ススキ原っぱのバッタを虫取り網を使ってさがし、低い草が好きなバッタ、高い草が好きなバッタなど環境によって生息するバッタの数や種類の違いを観察しました。時間を忘れてバッタさがしに熱中。バッタのほか、カエルやタマムシなども観察することができました。
「認定NPO法人 生態工房」の佐藤さんより、ススキ原っぱの歴史についてお話しいただいた後、午後のプログラム“トトロの人形づくり”で使用するススキを刈り取りました。親子で協力して、自分の背丈よりも高いススキをたくさん刈り取ることができました。
素材にこだわった「環境教室オリジナルのお弁当」が大好評。
また、お昼休憩中に草笛づくりに挑戦しました。
自分で刈り取ったススキを使ってトトロの人形をつくりました。初めてさわるススキの扱いに悪戦苦闘しながらも、個性豊かなかわいいトトロが完成しました。
1日を振り返り、もっとも印象に残った体験のキーワードを発表しました。また日本自然保護協会の大野さんより、午前中にさがしたバッタについてどんな種類のバッタが何匹いたのか結果発表がありました。今回の体験で学んだことをより深めるための良い振り返りの時間となりました。